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フラッシュバルブ

フラッシュバルブとは、水洗トイレにおいて水を流す弁、装置のことです。止水管に直接バルブが取り付けるため、連続使用が可能です

●フラッシュバルブとは、水洗トイレにおいて水を流す弁、装置のことです。止水管に直接バルブが取り付けるため、連続使用が可能です。なので、使用回数が多いデパートやホテル、オフィス、駅などの商業施設のトイレに多く取り付けられ、その他にも工場、学校などにも設置されています。
しかし、幅が広い給水管が必要なこと、洗浄音がロータンク式トイレよりも大きいこと、水道の圧力が低いと使用できないという問題点から、住宅の設置率は低いです。フラッシュバルブ式トイレの操作方法は、押ボタンやレバーを操作して作動させる方法が主体でしたが、最近ではセンサーで人を感知して自動で洗浄する自動フラッシュバルブや、手かざしセンサーやタッチスイッチで反応し洗浄するフラッシュバルブが主体になってきています。

●フラッシュバルブの仕組みパッキンのついたフラッシュバルブを開閉することで、水の流れを止めたり、制御しています。フラッシュバルブに水の量を記憶させることで、使用頻度と使用時間を判断して水の量を制御させる仕組みとなっています。節水することも出来ます。商用施設のトイレの故障原因は、たいていフラッシュバルブが原因で起こります。
パッキンなどが磨耗しますので、定期的なメンテナンスが必要になってきます。最近は商用施設の洋式トイレはタンク式になっているところもあり、フラッシュバルブ式なのかどうか分かりにくいのですが、フラッシュバルブがまだまだ主流なので、水が止まらない、もしくは流れすぎるなどの問題があればフラッシュバルブを疑ってみて、清掃の方に相談すると良いでしょう。