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トイレの悪臭の原因の調査とその対処法

トイレの悪臭の原因にはタイルの目地の汚れ、床の点検口から、温水洗浄便座の裏側の汚れ、見えない部分に飛び跳ねた汚れ、便器が破損した箇所からなどがあります。それらを調査し、原因を除去しましょう。

●タイルの目地の汚れトイレの床がタイルの場合、目地に入り込んだ汚れが悪臭の原因になっていることがあります。目地の部分をブラシでこすって水洗いをしましょう。それでも悪臭が除去できない場合は、専門業者へ依頼したほうが良いでしょう。床がタイル以外の素材の場合、床自体に臭いが染み付いている可能性があるので素材の交換が必要になります。
・便器と床面のすき間からの悪臭便器と床面のすき間の汚れは細い棒に布を巻き、それに洗剤をつけて取り除きます。水洗いできるようならホースですき間を水洗いしましょう。それでも臭う場合は便器と排水管の接続に不具合が起こっていることがあるので、専門業者依頼した方が良いでしょう。
・床排水トラップからの悪臭トラップに水が入っていないときや臭気止めのフタが無い場合、また破損している場合はそこから排水管内の悪臭がトイレへ流れ込んできます。この状態で換気扇を回すと臭いがますます上がってきて、さらに害虫も発生するので、汚れを除去し、常に綺麗な水が入っている状態にしておきましょう。
・床の点検口からの悪臭排水管の清掃や点検をする場所のネジの部分がゆるんでいると、そこから臭いが出てきます。蓋をしっかり締めましょう。また、床面と点検口にすき間があるとそこから臭いが上がってくることがあります。応急処置として床面との点検口をテープで貼りましょう。説側部分に隙間がある場合は専門業者へ依頼した方が良いでしょう。
・温水洗浄便座の裏側の汚れウォシュレットが付いている便器は、便座の裏側に汚れが付いてそこから臭いがすることがあります。そのほかの原因として、便器と便座の間の汚れや脱臭フィルターのつまりなどがあります。便器から便座を取り外し、汚れを綺麗に拭き取ってください。
次に便器と便座が接触していた部分の汚れを取り除き、脱臭フィルターのつまりを除去して下さい。 脱臭フィルターは、歯ブラシなどのブラシで清掃すると綺麗になります。ウォシュレット付きの便器は清掃しないでそのまま使用してしまうと便座の寿命が短くなり、不衛生になるので定期的に清掃した方が良いでしょう。
・見えない部分に飛び跳ねた汚れ小便器の見えない部分の汚れから臭いがすることがあります。手鏡で汚れの位置を確認しながら清掃しましょう。汚れのこびりつきがひどく除去できない場合は、専門業者へ依頼したほうが良いでしょう。和式トイレも洋式トイレも同じく見えないところが汚れやすく、悪臭の原因になります。手鏡で汚れの位置を確認し、清掃しましょう。こちらも汚れが除去できない場合は専門の業者さんへ依頼しましょう。
・便器が破損した箇所からの悪臭便器が破損すると、破損した所から臭いが上がってきます。破損個所や、もしくは便器全体の交換が必要になります。